2026年3月、野球界最大の祭典「WBC」が再び幕を開けます。前回大会の熱狂から3年。井端弘和監督率いる新生・侍ジャパンは、史上最強と謳われるロースターを揃え、世界連覇を目指して出陣します。
すでに2026年2月、全30名の公式ロースターが確定。大谷翔平選手の打者専念、山本由伸選手や鈴木誠也選手らメジャー組の集結、そして新世代のスターたちが融合したこのチームは、いかにして戦うのか。
本記事では、確定した30名の詳細データとともに、井端監督の戦術コンセプト、予想スタメン、そして今大会から導入される「Netflix独占配信」での視聴準備まで、ファン必携の情報を網羅しました。
2026侍ジャパン・ロースターの全体像
2026年2月、侍ジャパン30名が完全に出揃いました。今回のロースターは「メジャー組の圧倒的個」と「NPB組の圧倒的組織力」が過去最高レベルで融合しています。
1-1. 投手陣:世界最強クラスの先発&ブルペン(15名)
今大会の投手陣は、球数制限や登板間隔のルールを逆手に取った、層の厚さが最大の特徴です。
| 背番号 | 役割 | 選手名 | 所属 | 特徴・一言コメント |
|---|---|---|---|---|
| 18 | 先発 | 山本 由伸 | ロサンゼルス・ドジャース | 日本の絶対的エース。大一番での先発が確実。 |
| 17 | 先発 | 菊池 雄星 | ロサンゼルス・エンゼルス | 貴重な左のエース格。強気の投球で米国打線を封じる。 |
| 28 | 先発 | 髙橋 宏斗 | 中日ドラゴンズ | NPB最強右腕。圧倒的な奪三振能力で第1先発を担う。 |
| 19 | 先発 | 菅野 智之 | FA | 経験豊富なベテラン。巧みな投球術は短期決戦の要。 |
| 13 | 第2先発 | 宮城 大弥 | オリックス・バファローズ | 緩急自在の左腕。山本由伸との「リレー」が有力。 |
| 14 | 第2先発 | 伊藤 大海 | 北海道日本ハムファイターズ | 国際大会の適性が極めて高い「追いロジン」の主。 |
| 26 | 第2先発 | 種市 篤暉 | 千葉ロッテマリーンズ | フォークのキレは世界級。ロングリリーフも可能。 |
| 47 | 第2先発 | 曽谷 龍平 | オリックス・バファローズ | 左のパワーピッチャー。変則的な継投の鍵。 |
| 1 | 中継ぎ | 松井 裕樹 | サンディエゴ・パドレス | スライダーのキレはMLBでも健在。左の切り札。 |
| 61 | 中継ぎ | 平良 海馬 | 埼玉西武ライオンズ | 160km/hの剛球。あらゆる局面に対応可能。 |
| 69 | 中継ぎ | 石井 大智 | 阪神タイガース | 高い奪三振率。ピンチでの火消し役に。 |
| 66 | 中継ぎ | 松本 裕樹 | 福岡ソフトバンクホークス | 安定感抜群のセットアッパー。 |
| 57 | 中継ぎ | 北山 亘基 | 北海道日本ハムファイターズ | ロングもこなせる。有事の際のバックアップ。 |
| 15 | 抑え | 大勢 | 読売ジャイアンツ | 日本の守護神。最速160km/hに迫るサイド気味の剛腕。 |
| 16 | 指名打者 | 大谷 翔平 | ロサンゼルス・ドジャース | 今大会は「打者専念」。16番を背負いチームを牽引する。 |
野手陣:MLB組+新世代スターが共演(15名)
野手陣は、2025年オフに海を渡った村上宗隆、岡本和真の両大砲が中心。佐藤輝明や森下翔太など、勢いのある若手も名を連ねています。
- 捕手(3名):
- 4 若月 健矢(オリックス・バファローズ)
- 12 坂本 誠志郎(阪神タイガース)
- 27 中村 悠平(東京ヤクルトスワローズ)
- ※リード面を重視。若月の「対メジャー級」のフレーミングと肩に注目。
- 内野手(7名):
- 2 牧 秀悟(横浜DeNAベイスターズ)
- 3 小園 海斗(広島東洋カープ)
- 5 牧原 大成(福岡ソフトバンクホークス)
- 6 源田 壮亮(埼玉西武ライオンズ)
- 7 佐藤 輝明(阪神タイガース)
- 25 岡本 和真(トロント・ブルージェイズ)
- 55 村上 宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)
- ※村上・岡本の「MLB所属三塁手・一塁手」コンビが打線の軸。佐藤輝明の爆発力にも期待。
- 外野手(5名):
- 8 近藤 健介(福岡ソフトバンクホークス)
- 20 周東 佑京(福岡ソフトバンクホークス)
- 23 森下 翔太(阪神タイガース)
- 34 吉田 正尚(ボストン・レッドソックス)
- 51 鈴木 誠也(シカゴ・カブス)
- ※鈴木、近藤、吉田の「超・選球眼&長打」トリオ。森下は新世代の切り札。
WBCも井端ジャパンの戦い方イメージ
井端監督は「守り勝つ野球」を標榜しつつも、メジャー組のパワーを最大限に活かす柔軟な采配を見せます。
球数制限下での“第2先発”プラン
WBCには「1次ラウンド:65球」「準々決勝:80球」「準決勝・決勝:95球」という厳しい球数制限があります。 井端監督の構想は、「イニングの区切りではなく、打順の巡り合わせで替える」というもの。
- プランA
山本由伸(右)が4〜5回を完璧に抑え、左の宮城大弥が2巡目を封じる「左右リレー」。 - プランB
剛腕の髙橋宏斗が圧倒し、変幻自在の種市や伊藤が繋ぐ「緩急リレー」。
大谷翔平を軸にした打線構築
今大会、大谷選手は「2番・DH」が基本線。井端監督は「初回に必ず大谷に回し、かつ走者を置いた状態で迎えたい」と考えています。
【予想・超攻撃的オーダー】
- (左)近藤 健介:出塁率の鬼。
- (指)大谷 翔平:世界最強の2番。
- (右)鈴木 誠也:勝負強さとパワー。
- (三)村上 宗隆:覚醒した日本の主砲。
- (一)岡本 和真:安定した打点生産能力。
- (左)吉田 正尚:驚異のコンタクト率。
- (二)牧 秀悟 :チームのムードメーカー。
- (捕)若月 健矢:守備の要。
- (遊)小園 海斗:機動力と意外性。
守備・走塁スペシャリストの使い方
「代走・周東」はもはや世界の脅威。井端監督は、1点を争う終盤、周東を「代走→そのままセンター守備」へ入れ、センターの近藤を退かせて鉄壁の布陣を作るパターンを徹底しています。また、源田壮亮の遊撃守備は、勝負どころでの「1点もやらない」野球の象徴です。
ポジション別「キーマン」と“Xファクター”
先発ローテの軸になる3人
山本由伸、菊池雄星、髙橋宏斗。この3人が各ラウンドの初戦を任されます。特に髙橋宏斗は、前回のWBCでトラウトらから三振を奪った経験を糧に、今や「日本のエース」として世界からマークされています。
クローザー候補と終盤の勝ちパターン
大勢、松井裕樹、平良海馬の3人。 相手打線が左なら松井、パワーで押すなら大勢、制球力と変化球なら平良。井端監督は固定のクローザーを置かず、「マッチアップ重視のダブル・トリプルストッパー制」を敷く見込みです。
Xファクター:佐藤 輝明(阪神)
今回のロースターに名を連ねた佐藤輝明選手は、一振りで試合を変えるパワーを持っています。村上、岡本に続く第3の長距離砲として、代打やスタメンでの起用が注目されます。
想定されるライバル国とマッチアップ戦略
アメリカ・ドミニカ・韓国との“相性”
- アメリカ戦: パワー負けしないよう、山本由伸の「消えるフォーク」と、大勢の剛球をぶつける。
- 韓国戦: 伝統的に左腕に弱い傾向があるため、菊池雄星、宮城大弥の「左腕波状攻撃」で主導権を握る。
どのカードで誰を先発させるべきか
井端監督は、準々決勝(負けたら終わり)に山本由伸を投入する「逆算のローテ」を組んでいます。決勝の舞台には、成長著しい髙橋宏斗か、メジャーの強打者を熟知する菊池雄星が有力。
Netflix時代のWBC観戦ガイド

2026年大会の最大の変化は、地上波放送がなく、「Netflixによる独占ライブ配信」である点です。
見逃さないための視聴準備
まずはプランを確認しましょう。家族で別々の場所で見るなら同時視聴数を確認して「スタンダード」以上が推奨です。
ライブ配信はデータ容量を消費します。安定したWi-Fi環境の整備が不可欠です。
テレビの大画面で楽しむために
スマホではなく、テレビで見たい方は以下のデバイスを準備しましょう。
- Fire TV Stick / Chromecast: 最も手軽につかうことができます。
- スマートテレビ: Netflixアプリを最新版に更新。
- ゲーム機: PS5やXboxでも視聴可能です。
まだ導入できていない方は、こちらからFire TV Stickを購入することができます。
結び:世界連覇への“現実的なシナリオ”
2026年侍ジャパンのロースターは、名前の豪華さ以上に「役割の明確さ」が際立っています。 短期決戦は、たった一つのエラー、たった一球の失投で流れが変わります。しかし、井端監督が作り上げた「厚みのある投手陣」と「スペシャリストの配置」があれば、どんな逆境も跳ね返せるはずです。
大谷翔平のバットが空を裂き、山本由伸が世界を黙らせる。そんな光景をNetflixで目撃する準備はできていますか?

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