【時系列まとめ】筋肉弁護士・桜井ヤスノリ氏の炎上騒動|過去発言から活動休止までの経緯

社会

「筋肉弁護士」として知られる桜井ヤスノリ氏が、2025年10月、SNS上で大規模な炎上に見舞われています。

彼は筋肉質の体型を活かしたユニークなキャラクターと、歯に衣着せぬ発言で人気を集めてきた弁護士。
YouTubeチャンネル「筋肉弁護士桜井ヤスノリー法律の裏側ー」の登録者は約4万2千人にのぼり、法律や社会問題をわかりやすく解説する動画が多くの支持を得ていました。

しかし、その一方で“逆張り発言”や挑発的なスタイルが物議を呼び、過去の投稿が掘り返される形で大炎上へと発展しました。

この記事では、桜井氏の炎上経緯とその背景、
そして現代の情報社会が抱える課題を整理していきます。

◆ 筋肉弁護士・桜井ヤスノリ氏とは

弁護士の桜井ヤスノリ氏(通称:筋肉弁護士)は、筋肉質な体型と軽快な語り口で知られる法律系YouTuber。
YouTubeチャンネル「筋肉弁護士桜井ヤスノリー法律の裏側ー」は登録者数約4万2千人(2025年10月時点)を誇り、法律解説や社会問題をテーマにした動画で注目を集めてきた。

一方で、ストレートかつ過激な発言を持ち味とする“逆張り系”の論調がたびたび物議を醸してきた。

◆ 2025年10月初旬 過去発言が再燃し炎上

2025年10月上旬、X(旧Twitter)上で桜井氏の過去の投稿が拡散され、批判が集中した。
問題視されたのは、2010年代に投稿されたとみられる以下のような発言である。

「日本人が一番キモい。」
「頭が悪すぎて存在自体が人間への害悪。」
「日本人ほどキモい生命は存在しない。」

これらの投稿が“日本人差別”だとして拡散され、
「反日弁護士」「帰化取り消しを」などのハッシュタグがXでトレンド入り。
桜井氏のアカウントは凍結されることとなりました。

帰化問題が火種に

官報の記録により、桜井氏の本名が裵泰典(ぺ・ヤスノリ)氏であることが判明。
韓国系の帰化人であることから、一部のネットユーザーが「反日」「祖国に帰れ」などと差別的な書き込みを行い、炎上は“出自攻撃”の様相を呈した。

これに対し、擁護派の弁護士らは
「帰化人への攻撃は人権侵害」
「問題は発言の中身であって出自ではない」と反論。
議論は法的・社会的観点にまで広がりました。

10月中旬 番組出演で再び波紋

桜井氏は10月中旬にYouTube番組「No Border」に出演。
マスク着用義務を「違憲」と主張し、外国人擁護の立場を取ったことで「逆張り」「炎上商法」と批判を浴びた。

さらに、戸田市議の河合ゆうすけ氏と対立。
河合氏が「駆逐する」と発言するなど、論争は個人間の対立にまで発展した。

へずまりゅう夫妻への発言で懲戒請求の動き

10月下旬には、元迷惑系YouTuberで現議員のへずまりゅう氏夫妻に対して、桜井氏が挑発的なコメントを行ったとされ、再び炎上。

へずま氏は弁護士会への懲戒請求を表明し、事態は法的トラブルに発展する可能性も指摘されている。

2025年10月22日 活動休止を発表

炎上が拡大する中、桜井氏は10月22日、自身のYouTubeチャンネルにて活動休止を発表
投稿された動画(YouTubeリンク)では、涙ながらに次のように語った。

「色々あって自分らしい発信ができない状態となりました。
収録済みの番組は追って公開されますが、しばらくYouTubeとXはお休みします。」

この動画では、プロモーション(広告活動)を中心とした内容になっており、
YouTubeやXの活動を休止すると言いながらも詳しい話は次回に持ち越すと次回予告も宣言していました。

動画への反応

しかし、Xやyoutubeのコメントでは

「案件受けるだけの余裕はある」
「帰化しているのに反日活動してるかた因果方法」
「日本人を侮辱しておいて反省が見えない」
「炎上商法の延長では」
「泣き動画も計算かもしれない」

などといった、否定的内容のコメントが多く寄せられていました。

◆ 現在の状況

桜井氏は活動休止を宣言した後も、一部SNSでの投稿を継続。
また、現在撮影・収録済の動画は配信予定であり、
格闘技イベント「BreakingDown」への挑戦を示唆する発言や
動画の冒頭で別の動画で詳しい説明をするということから、完全な引退ではない模様だ。

弁護士会での処分など、法的な動きは現時点で確認されていないが、
ネット上では依然として「懲戒請求すべき」との声が一定数存在している。

◆ 専門家の見解

弁護士業界では、今回の炎上について次のような意見が上がっている。

「法的知識は確かだが、SNSでの言動は弁護士倫理に反する可能性がある」
(都内弁護士)
「炎上商法で注目を集める弁護士は増えており、業界全体の信頼に関わる」
(法律ジャーナリスト)

◆ ネット社会が突きつけた“鏡”

今回の炎上は、単なる「問題発言」以上の意味を持つ。
一方では発信者の責任と倫理、他方ではネット世論の過激化、
そして“出自差別”の根深さが浮き彫りになった。

桜井氏のケースは、帰化制度・表現の自由・SNS時代の炎上文化など、現代日本の縮図とも言える出来事だ。
今後の動向が注目される。

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