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【2026ミラノ五輪】ノルディック複合男子チームスプリント詳報:ノルウェーが逆転で金!日本は粘りの6位入賞

北京2022冬季大会 クロスカントリー 女子スキーアスロン(写真:長田洋平/アフロスポーツ) 冬季オリンピック
北京2022冬季大会 クロスカントリー 女子スキーアスロン(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

2026年2月19日、イタリアのテゼロ・クロスカントリー・スタジアムにて、ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディック複合男子チームスプリントが行われました。

前半のスキージャンプと後半のクロスカントリーで競うこの種目。雪が降りしきる過酷なコンディションの中、世界屈指のデュオがしのぎを削りました。

最終リザルト:ノルウェーがフィンランドとの激闘を制す

後半のクロスカントリーで圧倒的な追い上げを見せたノルウェーが、フィンランドをわずか0.5秒差で振り切り、金メダルを獲得しました。

順位国名選手名タイム差備考
🥇 1位ノルウェー(NOR)A.スコグルン / J.L.オフテブロ41:18.0ジャンプ2位から逆転
🥈 2位フィンランド(FIN)I.ヘロラ / E.ヒルボネン+0.5後半最速タイム
🥉 3位オーストリア(AUT)S.レッテンエッガー / J.ランパルター+22.3安定した試合運び
4位イタリア(ITA)A.コストナー / S.コスタ+1:03.5地元の声援を受け躍進
5位ドイツ(GER)J.リュゼック / V.ガイガー+1:06.1ジャンプ1位から後退
6位日本(JPN)渡部 暁斗 / 山本 涼太+1:36.76位入賞

日本代表の戦い:渡部・山本のベテラン・若手コンビが6位入賞

日本代表は、レジェンド渡部暁斗選手と、ジャンプに定評のある山本涼太選手のペアで挑みました。

日本代表メンバーと今大会のポイント

今大会の日本チームは、前半のスキージャンプで231.0ポイントを獲得し、3位という好位置につけました。首位ドイツと21秒差でスタートした後半のクロスカントリーでは、激しい雪(Heavy snow)によりコースがソフトになる難しいコンディションに見舞われました。

両選手ともに懸命に食らいつきましたが、後半に驚異的なペースで追い上げてきたノルウェーやフィンランドに先行を許し、最終的には全体6位。メダルには届かなかったものの、世界の強豪と互角に渡り合い、見事入賞を果たしました。

  • 渡部 暁斗: クロスカントリー個人タイム 21:01.2
  • 山本 涼太: クロスカントリー個人タイム 21:32.5

レース展開:重雪が分けた明暗

今大会の勝負を分けたのは、後半クロスカントリー時の気象条件でした。

強豪国の明暗

  • ノルウェーとフィンランドの猛追: ジャンプで出遅れた北欧勢が、クロスカントリーで次元の違う滑りを見せました。特にフィンランドのイイルカ・ヘロラは、全選手中トップのタイム(20:30.2)を記録し、チームを銀メダルへ導きました。
  • ドイツの苦戦: ジャンプを首位で終えたドイツ(リュゼック/ガイガー)でしたが、後半の滑りで失速。5位に順位を落とす波乱の展開となりました。
  • イタリアの健闘: 地元イタリアチームがクロスカントリーで2番目のタイムを叩き出し、ジャンプ11位から4位までジャンプアップ。会場を大きく沸かせました。

限界に挑んだ選手たち:大雪のテゼロを駆け抜けた意志

今回のレースを象徴したのは、データ以上に「選手の精神力」でした。テゼロ・クロスカントリー・スタジアムを襲った猛烈な大雪とソフトな雪質は、選手たちの体力を無慈悲に奪っていきました。

渡部暁斗選手は、視界を遮るほどの雪の中でも冷静にラップを刻み続けました。若手の山本選手に「最後まで諦めるな」という背中を見せるような走りは、タイム以上の価値を日本チームにもたらしました。

金メダルを獲得したノルウェーのスコグルンとオフテブロは、深い雪に足を取られるようなコース条件を、強靭なパワーでねじ伏せました。特にオフテブロの20分20秒台という驚異的なラップは、過酷な環境下でこそ光る「北欧の力」を象徴していました

イタリアチームは、視界不良の中でも完璧なコース取りを見せたコストナーとコスタ。地元の声援を力に変え、下位からの猛追を見せた彼らの走りは、まさにミラノ五輪のハイライトの一つとなりました。

まとめ:日本ノルディック複合の未来へ

ミラノ・コルティナ五輪のチームスプリントは、北欧勢の層の厚さが際立つ結果となりました。日本代表は6位入賞という誇らしい結果を残しましたが、渡部暁斗選手から次世代へ、どのようにバトンを繋いでいくのかが今後の焦点となります。

激しい雪の中、最後まで前を追い続けた渡部・山本両選手の走りは、多くのファンに勇気を与えました。

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