2026年2月18日、イタリアのミラノ・アイス・スケーティング・アリーナにて、ミラノ・コルティナ冬季五輪ショートトラック女子3000mリレーの決勝が行われました。
手に汗握る超高速の攻防が繰り広げられた本大会。公式結果に基づき、メダル争いの行方から日本代表の活躍まで詳しくお伝えします。
決勝A(Final A):韓国が僅差でイタリアを振り切り頂点へ
メダルを争う「決勝A」は、世界屈指の強豪国による歴史的な接戦となりました。
| 順位 | 国名 | 記録(タイム) | メンバー |
|---|---|---|---|
| 🥇 1位 | 韓国(KOR) | 4:04.014 | チェ・ミンジョン、キム・ギリ、シム・ソクヒ、ノ・ドヒ |
| 🥈 2位 | イタリア(ITA) | 4:04.107 | A.フォンタナ、E.コンフォルトラ、C.ベッティ、A.シゲル |
| 🥉 3位 | カナダ(CAN) | 4:04.314 | D.ブレ、F.ブリュネル、K.ブタン、C.サロー |
| 4位 | オランダ(NED) | 4:09.081 | X.フェルゼブール、M.フェルゼブール、Z.F.デルトラップ、S.パウツマ |
地元イタリアの猛追を退けた韓国の底力
韓国代表は、エースのチェ・ミンジョンを中心に終始安定したレース運びを見せました。地元イタリアもレジェンド、アリアンナ・フォンタナを擁して猛烈な追い上げを見せましたが、わずか0.093秒差で韓国が逃げ切り、ショートトラック強国の意地を見せつける結果となりました。
決勝B(Final B):日本代表、冷静な走りで全体6位
順位決定戦となる「決勝B」に出場した日本代表(TEAM JAPAN)は、アクシデントが続く過酷な展開の中、粘り強い滑りを見せました。
決勝B リザルト
- 1位:中国(CHN) – 4:10.446
- 2位:日本(JPN) – 4:11.385
- 3位:フランス(FRA) – 4:12.272
- 失格:アメリカ(USA) – PEN(ペナルティ)
日本代表メンバー
今大会の日本代表は、エース中島未礼選手を中心とした若手・中堅のバランスが良い布陣で臨みました。予選から持ち前のチームワークを武器に安定した滑りを見せ、目標としていた決勝の舞台へ進出。
決勝Bでは、アメリカのペナルティやフランスの失速という混沌とした状況下でも、バトンパスの精度を落とさず着実に順位を守り抜きました。世界ランク上位勢と対等に渡り合ったこの経験は、日本ショートトラック界に新たな光をもたらしました。
試合展開:エース中島が追い上げを見せる
レース序盤、日本は後方で展開をうかがう慎重な立ち上がりを見せました。終盤にアメリカが転倒、フランスが失速する波乱の展開の中、日本は冷静に順位を上げます。アンカーの中島未礼選手が前を行く中国を猛追しましたが一歩及ばず、組2着、全体6位で大会を終えました。
中島選手は試合後、「すごく悔しい」と語りながらも、次戦への決意をにじませました。
世界記録・五輪記録への挑戦
今大会の決勝タイムは、2021年にオランダが樹立した世界記録(4:02.809)や、2022年北京五輪のオリンピック記録(4:03.409)にはわずかに届かなかったものの、氷上のコンディションと激しい競り合いを考慮すれば、極めてハイレベルな戦いだったと言えます。
まとめ:次世代に繋がる日本女子の健闘
ミラノ・コルティナ五輪の女子3000mリレーは、韓国の優勝で幕を閉じました。日本代表はメダル獲得こそなりませんでしたが、世界の強豪と互角に渡り合うスピードと、混乱の中でも崩れないチームワークを証明しました。
若手中心のメンバー構成である日本チームにとって、この「世界6位」という結果は、4年後のさらなる飛躍に向けた大きな足掛かりとなるはずです。
※本記事の結果は2026年2月18日時点の公式リポート(Omega作成)に基づいています。


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