2026年2月15日、プレダッツォ・スキージャンプ・スタジアム。 夜の帳が下りる中、カクテル光線に照らされたラージヒル(HS141m)で、女子ジャンプの歴史に残る激戦が繰り広げられました。
高梨沙羅、2回目に意地のビッグジャンプで順位を上げる
日本のエース、高梨沙羅選手がミラノの地で輝きを放ちました。
1回目に129.0mを飛び116.8点で8位につけると、勝負の2回目。ゲートが下がり風が刻々と変わる中、完璧な踏み切りからヒルサイズに迫る133.5mの大跳躍!テレマークもピタリと決め、2回目単独では4位となる138.6点をマークしました。
最終順位は5位。メダルまであと一歩に迫るその滑空は、多くのファンに感動を与えました。
伊藤有希も7位入賞。層の厚さを見せた日本女子
伊藤有希選手も安定感のある飛びを見せました。1回目に130.5m(5位)を記録し、メダル争いに加わります。2回目は125.0mとやや距離を落としたものの、合計251.5点で7位入賞。
高梨選手とともにダブル入賞を果たし、日本の女子ジャンプ陣のレベルの高さを世界に再認識させました。
圧倒的な強さ!ノルウェーのストロームが頂点へ
金メダルに輝いたのは、ノルウェーのアンナ・オディーヌ・ストローム選手でした。
1回目に130.5m、2回目に132.0mと、両本とも130m超えを揃える圧巻の安定感。飛距離点だけでなく、飛型点(ジャッジからの評価)でも高いスコアを獲得し、合計269.4点で表彰台の頂点に立ちました。
女子ラージヒル個人 最終結果(リザルト)
| 順位 | 選手名 | 国籍 | 合計得点 | 1回目(m) | 2回目(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | A.O.ストローム | NOR | 269.4 | 130.5 | 132.0 |
| 2 | E.クリネツ | SLO | 263.2 | 131.0 | 131.5 |
| 3 | K.アルトハウス | GER | 259.7 | 128.5 | 130.0 |
| 4 | E.ピンケルニッヒ | AUT | 258.1 | 129.5 | 131.0 |
| 5 | 高梨沙羅 | JPN | 255.4 | 129.0 | 133.5 |
| 7 | 伊藤有希 | JPN | 251.5 | 130.5 | 125.0 |
| 12 | 丸山希 | JPN | 237.1 | 127.5 | 127.5 |
まとめプレダッツォの風を読み解く
今回の舞台となったプレダッツォのジャンプ台は、風の処理が勝敗を分ける難コース。 高梨選手が2回目にK点(128m)を大きく超える133.5mを飛べたのは、向かい風を味方につける卓越した空中技術があったからこそ。
メダルには届かなかったものの、世界トップ5という結果は、次なる団体戦や今後のシーズンに向けて大きな弾みとなるはずです


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