ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子日本代表、近藤心音(22)をアクシデントが襲いました。
現地時間2月5日、本番会場のリビーニョ・スノーパークでの公式練習中に転倒し、救急搬送されました。
前日までに見せていた明るい表情を知るファンや関係者の間には、衝撃が広がっています。
前日は笑顔の取材対応「ピザがほしかった」
負傷の前日となる4日、近藤選手は同じ会場で約4時間の公式練習を行っていました。 雪が舞い、板が走りにくい難しいコンディションの中でも、ジブ(障害物)やジャンプ台の感触を丁寧に見極めていた彼女は、練習後の取材でこう明るく語っていました。
「(開催国の特色を出した)ピザの形をしたレールとかないかなと思っていたんですけど、1個もなかった。ピザがほしかった(笑)」
コースの難易度についても「ジブはテクニカルで難しいが、ジャンプはW杯と変わらない。技を入れられる」と手応えを口にしており、宿舎についても「一番大事なシャワーの水圧がバッチリ」と、リラックスした様子で順調な調整ぶりをアピールしていました。
「北京のリベンジ」へ懸けていた想い
近藤選手にとって、このミラノの舞台は特別な意味を持っていました。 2022年の北京五輪では、今回と同じく開幕前の練習中に右膝を負傷。1種目も出場できずに大会を終えるという、誰よりも悔しい経験をしています。
4日の取材では、その4年間を振り返りこう語っていました。
「4年でいろんなことを経験して、凄く強くなって戻ってきたと思う。北京のリベンジということで、まずは楽しむことが一番の目標。自分の最大限のスタイルを出して、勇気や希望を届けられたら」
奇跡の回復を願って
「強くなって戻ってきた」という言葉通り、心身ともに万全の状態で雪辱の舞台に立っていた矢先のアクシデント。
現時点では左膝の状態は検査結果待ちですが、前日の笑顔と強い決意が報われるよう、今はただ軽症であることを、そして彼女の「リベンジ」が叶うことを願わずにはいられません。


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