【ミラノ発=2026年2月6日】 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪は、大会初日のフィギュアスケート団体戦で幕を開けました。日本の先陣を切ってアイスダンスのリズムダンス(RD)に登場したのは、吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)。初の大舞台で堂々の演技を披露しました。
「うたまさ」会心の滑り、鍵山優真も感涙
「うたまさ」の愛称で親しまれる二人は、第1グループの3番滑走として登場。冒頭から息の合ったツイズルや華やかなステップを披露し、会場からは大きな手拍子が巻き起こりました。
滑り終えた直後は暫定首位に立ち、森田は力強くガッツポーズ。自己ベストに迫る68.64点をマークしました。キス・アンド・クライで待機していたチームメイトの鍵山優真が、二人の熱演に感動し、何度も涙を拭う場面が見られるなど、日本チームに最高の勇気と勢いを与えるスタートとなりました。
スコア詳細:技術面で確かな足跡
個人戦の出場枠がない中、この団体戦にすべてを懸けて調整してきた二人の挑戦は、数字以上に精緻なものでした。
| 実施要素 | スコア |
| 技術要素スコア (TES) | 38.66 |
| 1. シークエンシャルツイズル (女子4+男子4) | 8.71 |
| 2. パターンダンスタイプ・ステップシークエンス2 | 9.71 |
| 3. ミッドラインステップシークエンス (女子1+男子1) | 9.04 |
| 4. ローテーショナルリフト4 | 6.20 |
| 5. コレオグラフィックリズムシークエンス1 | 5.00 |
| 演技構成点 (PCS) | 29.98 |
| 構成 / プレゼンテーション / スケート技術 | 10.03 / 10.16 / 9.79 |
| 合計得点 | 68.64 |
世界の壁厚く、日本は追いかける展開に
後半組に強豪国が控える中、最終順位は10組中8位。団体戦のルール上、上位5チームのみがフリー(決勝)へ進める厳しいシステムとなっており、日本はアイスダンス終了時点で追いかける展開となりました。
しかし、二人が見せた「執念の滑り」は、この後に控える男女シングル、ペアの選手たちへ確実にタスキを繋ぎました。日本チームは一丸となり、逆転の決勝進出を目指します。



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