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3分でわかる!クロスカントリースキーってどんな競技?基本ルールと観戦のコツ

雪原でクロスカントリースキーをしている 冬季オリンピック

「雪上のマラソン」と称されるクロスカントリースキー。
2026年ミラノ・コルティナ五輪でも、人間の持久力の限界に挑む熱い戦いが繰り広げられます。

「ただ雪の上を滑っているだけじゃないの?」と思っている方へ、観戦が100倍楽しくなる情報お届けします!

究極のルール:自分の足だけで雪原を駆け抜ける!

雪原でクロスカントリースキーをしている

ルールは至ってシンプルです。
「スキー板とストックを使い、決められたコースをいかに速く滑り切るか」を競います。

  • 動力は自分だけ
    アルペンスキーのようにリフトなどは一切使いません。急な登り坂も、自分の筋力と心肺機能だけで登り切ります。
  • 驚異の心肺能力
    選手の最大酸素摂取量は、全スポーツ競技の中でもトップクラス。「世界で最も過酷な持久競技」と言われる所以です。

ここが最大の違い!2つの走法(テクニック)

北京2022冬季大会 クロスカントリー 女子スキーアスロン(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
北京2022冬季大会 クロスカントリー 女子スキーアスロン(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

クロスカントリーには、種目によって決められた「2つの滑り方」があります。これを知るだけで、テレビ中継の見え方がガラリと変わります。

① クラシカル奏法

  • 動き: スキー板を平行に保ち、雪上の2本の溝(トラック)に沿って前後に動かします。
  • 見どころ: 昔ながらの伝統的なスタイル。坂道を「走る」ように登るステップの技術や、リズムの正確さに注目です。

② フリー奏法(スケーティング)

  • 動き: スケートのように板をハの字に動かして滑ります。
  • 見どころ: クラシカルよりもスピードが出ます。ダイナミックで力強い推進力、そして時速40kmを超えることもある高速ダウンヒルが魅力です。

日本代表:イタリアの高地に挑む4人の精鋭

日本の国旗

2026年大会、日本からは持久力に長けた4名のスペシャリストが参戦します。

  1. 馬場 直人 選手
    日本チームの大黒柱。後半の驚異的な粘りが持ち味で、長距離種目での上位進出を狙います。
  2. 廣瀬 崚 選手
    世界のトップ集団で磨かれた戦術眼を持つ若きエース。積極的なレース展開に注目です。
  3. 山﨑 大翔 選手
    軽やかなピッチで坂道を駆け上がる新鋭。イタリアの高地コースとの相性に期待がかかります。
  4. 土屋 正恵 選手
    日本女子の第一人者。安定した技術で、過酷な環境下でも確実に入賞圏内を目指します。

参考:公式HP

ドラマが生まれる!3つの観戦ポイント

スポーツを観戦する人

クロスカントリースキーの見どころは3つあります。

① 「ワックス」は勝利の女神

選手だけに目が行きがちですが、クロスカントリースキーでは大切なのは「ワックスマン」の存在です。
ワックスマンは雪質や気温に合わせて、スキーの裏に塗るワックスを調整します。この選択を外すと、どんな強豪選手でも全く勝負になりません。

日本チームの「ワックスマン」たちの裏方の戦いも勝敗を左右します。

② 標高1,500m以上の「酸欠バトル」

今回の会場は標高が高いイタリアの山岳地帯。

空気が薄いため、後半になると選手たちは激しい酸欠状態に陥ります。ゴール後に雪崩れ込むように倒れ込む姿は、限界突破の証です。

③ 駆け引き(ドラフティング)

前の選手のすぐ後ろを滑ることで空気抵抗を減らすことができます。いつ集団から抜け出すか、誰を風除けにするか。マラソンのような知的な駆け引きが行われています。

主な種目:短距離から超長距離まで

クロスカントリースキーの種目は3つあります。

  • スプリント
    約1.5kmの短時間決戦。接触ありの激しいバトルは圧巻!
  • マススタート
    全員が一斉にスタート。数十キロを滑り、最後はコンマ数秒差のスプリント勝負になることも。
  • リレー
    4人1組。日本チームが最も力を入れている、チームワークが問われる種目です。

まとめ:静寂の森に響く、荒い息遣い

クロスカントリースキーは、大自然と自分との戦いです。テレビ中継では、ぜひ「ザッ、ザッ」という雪を噛む音や、選手の激しい呼吸音に注目してみてください。

ルールの予習はバッチリ。日本代表の4人が、世界の強豪に挑む姿を一緒に応援しましょう!

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