都議・さとうさおり氏、週刊文春に直撃取材

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「非人道的な取材手法」として強く反発

東京都議会議員のさとうさおり氏が、
自身のYouTubeチャンネルで「週刊文春に直撃取材を受けた」と報告し、
その取材手法に対して強く抗議した。
動画は10月上旬に公開され、SNS上でも注目を集めている。

路上での突然の声かけ

さとう氏によると、区内を歩いていた際に女性から「佐藤さん」と声をかけられ、区民からの挨拶だと思って対応したところ、その人物が「週刊文春」の記者であったという。
記者は、「経歴詐称があるのではないか」と質問し、デロイトトーマツグループでの勤務形態について追及したと説明している。

■ 背景に「都の消費税未納問題」

さとう氏は、都議会本会議で
「東京都が20年以上にわたって消費税を未納・隠蔽していた可能性」
を指摘しており、この発言以降、複数の週刊誌から批判的な記事が掲載されているという。
本人は、文春の取材も「その延長線上にある」と見ており、
「評判を落とすための記事を出そうとしている」と主張した。

■ 経歴詐称疑惑を否定

報道で取り上げられた「デロイトで正社員ではなかった」との疑惑について、
さとう氏は「長年、デロイトグループの会計・税理法人で勤務していた」と明言。
「事実に基づかない憶測記事だ」と反論している。

「家族や友人への取材も」

さとう氏はまた、文春側が自身の家族や友人、近隣住民にも取材を行っていると明かし、
「病人がいる家庭にまで押しかけるのは人命に関わる」と強い口調で非難した。

「報道を装った迷惑行為だ」として、取材を行った個人記者への法的措置も検討しているという。

今後の対応と呼びかけ

動画の終盤では、「真実をねじ曲げた報道には徹底的に対抗する」との姿勢を示したさとう氏。

同日には靖国神社で正式参拝を行ったことも報告し、
「支援者と共に戦う」として視聴者に応援を呼びかけた。

■ 編集部注

週刊文春側は、記事の掲載予定や取材内容について現時点でコメントを発表していない。
報道が事実に基づくものかどうかは、今後の文春側の対応および記事公開後に明らかになる見通しだ。

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