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【2026ミラノ五輪】閉幕のフィナーレ:アイスホッケー男子、アメリカが延長戦を制し16年ぶりの金メダル!

アイスホッケー 冬季オリンピック

2026年2月22日、ミラノ・コルティナ冬季五輪の全日程を締めくくる最後の競技、アイスホッケー男子の金メダル決定戦が行われました。

会場となったミラノ・サンタジュリア・アイスホッケー・アリーナには、1万1289人の観衆が集結。氷上の格闘技と称されるこの競技の頂点を決める一戦は、宿命のライバルである「カナダ vs アメリカ」という、これ以上ない最高のカードとなりました。

宿命の対決:カナダとアメリカ、再びの頂上決戦

カナダとアメリカの国旗

今大会、カナダは準々決勝でチェコを退け、準決勝ではスイスとの激戦を制して決勝へ進出。対するアメリカは、準決勝でスロバキアに6-2と大勝し、圧倒的な攻撃力を武器にこの舞台へ辿り着きました。

五輪最終日の午後2時10分。ミラノの街が閉会式を数時間後に控え、独特の静寂と興奮に包まれる中、最後のアドレナリンがリンクに解き放たれました。

1点を争う死闘:鉄壁の守護神たち

試合は開始直後から、一歩も引かない激しいフィジカルコンタクトの応酬となりました。

第1ピリオド:アメリカの電撃先制

開始早々の6分、アメリカが均衡を破ります。マット・ボルディがオーストン・マシューズとクイン・ヒューズのアシストを受けてゴールを奪い、0-1とリード。

アメリカはカナダの猛攻をしのぎながら、一瞬の隙を突いてゴールを揺らしました。カナダは17分03秒にシア・セオドアがフッキングの反則を取られるなど、リズムを掴めない展開が続きます。

第2ピリオド:カナダの意地、同点弾

カナダは第2ピリオド、猛烈なシュートの雨を降らせて反撃に出ます。このピリオドのシュート数は19対8とカナダが圧倒。38分16秒、ついにケイル・マカーがデヴォン・トウスのアシストを受けて同点ゴールを叩き込み、試合を1-1の振り出しに戻しました。

第3ピリオド:静寂と緊張のスコアレス

最終ピリオド、金メダルへのプレッシャーからか、試合はさらに激しさを増します。53分26秒にはアメリカのジャック・ヒューズ(ハイスティッキング)とカナダのサム・ベネットがペナルティを科される緊迫した場面もありましたが、カナダのビンニントンとアメリカのヘレバックが神がかったセーブを連発。スコアは動かず、決着は延長戦(オーバータイム)へと持ち越されました。

劇的な結末:ミラノの空に響いた勝利の咆哮

延長戦は、瞬き厳禁のスピード感溢れる展開となりました。そして迎えた61分41秒、その瞬間が訪れます。

アメリカのジャック・ヒューズが、ザック・ウェレンスキー、そしてGKコナー・ヘレバックからのロングパスを受け、カナダのディフェンスを突破。鮮やかなリストショットがネットを揺らした瞬間、アリーナは爆発的な歓喜に包まれました。

【試合結果】
  • アメリカ 2 – 1 カナダ(延長戦)
    • 第1P: 0 – 1
    • 第2P: 1 – 0
    • 第3P: 0 – 0
    • OT : 1 – 0

アメリカは2010年バンクーバー五輪の決勝でカナダに敗れた雪辱を果たし、ついに金メダルを奪還。敗れたカナダの選手たちがリンクに崩れ落ちる傍らで、アメリカの選手たちは星条旗を掲げ、ミラノの氷上を駆け抜けました。

五輪の終焉、そして伝説へ

この試合の終了のホイッスルは、同時にミラノ・コルティナ五輪の全競技の終了を告げる合図でもありました。

表彰式では、3位に入ったフィンランド、銀メダルのカナダ、そして金メダルに輝いたアメリカの選手たちが互いの健闘を讃え合いました。その清々しい表情は、17日間にわたる過酷な戦いの終わりと、スポーツが持つ純粋な感動を象徴していました。

聖火が消えるその前に、私たちは「世界最高のゲーム」を目撃しました。ミラノの氷上に刻まれたこの記憶は、4年後のフランス五輪へと続く新たな伝説の始まりとなるでしょう。

大会最終結果(男子アイスホッケー)
  • 🥇 金メダル:アメリカ(USA)
  • 🥈 銀メダル:カナダ(CAN)
  • 🥉 銅メダル:フィンランド(FIN)

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