2026年2月17日(現地時間)、ミラノ・スピードスケート・スタジアムにてミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック、スピードスケート女子団体パシュートの決勝が行われました。日本代表は準決勝での惜敗を乗り越え、3位決定戦でアメリカ合衆国を圧倒。平昌での金、北京での銀に続き、3大会連続となる銅メダルを獲得しました。
準決勝:オランダとの死闘、わずか0.11秒の差に泣く
準々決勝を2位で通過した日本は、準決勝で宿敵オランダと対戦しました。
- 日本代表布陣:堀川桃香、佐藤綾乃、髙木美帆
- レース展開:一進一退の攻防が続く中、日本は終盤に驚異的な追い上げを見せましたが、タイムは2分55秒95。対するオランダは2分55秒84。
わずか0.11秒差で決勝進出を逃すという悔しい結果となりましたが、この激戦が3位決定戦への着火剤となりました。
3位決定戦:新星・野明花菜を投入し、アメリカを圧倒
メダル獲得がかかった「ファイナルB(3位決定戦)」で、日本は戦略的なメンバー変更を行いました。準決勝を滑った堀川桃香に代わり、これが今大会初レースとなる野明花菜を投入。
- 日本代表布陣:野明花菜、佐藤綾乃、髙木美帆
結果は日本は2分58秒50、アメリカは3分02秒00と、
序盤から美しい隊列を維持した日本は、一度もリードを許すことなくアメリカとの差を広げ、4秒近い大差をつけてゴール。3大会連続のメダルという快挙を成し遂げました。
選手たちの声:悔しさと誇りが入り混じるメダル
レース後、氷上で抱き合った4人の選手たちは、それぞれの想いを語りました。
髙木美帆「誇らしく思っている」
オリンピック通算10個目のメダルという金字塔を打ち立てたエース・髙木選手は、後輩たちの成長を称えました。
「準決勝で挑んだ結果、僅差で負けてしまったのですが、すぐに気持ちを切り替えて決勝に挑むことができました。その結果の銅メダルだと思っているので、すごく誇らしく思っています。彼女たち(佐藤・野明)のプッシングがこの数ヶ月で凄く上達していて、最大限のところまで来れた。決勝Aへ連れて行けなかった悔しさはありますが、一緒に取ったこの銅メダルは自分の中で大事なものです」
佐藤綾乃「銅メダルでも悔しがれるくらい成長できた」
チームの要として滑りきった佐藤選手は、満足感と悔しさを率直に明かしました。
「正直、悔しい思いもあります。でも、今シーズンは新しいメンバーでやってきて、銅メダルでも悔しがれるくらい自分たちも成長できたんだなと思います。メダルがあるのとないのとでは大きな違いがある。今日はこの銅メダルを噛み締めて喜びたいです」
野明花菜「先輩たちが繋いでくれたスタートライン」
今大会初出場で大役をこなした野明選手は、次世代のエースとしての決意を口にしました。
「頭が真っ白になるほど緊張しましたし、ミスも目立ってしまいました。先輩たちが繋いでくれたことで立てたスタートラインだったので、感謝しかありません。この悔しさを経験として、また強くなって戻ってきたいです」
女子団体パシュート 最終リザルト
| 順位 | 国名 | タイム / 備考 |
|---|---|---|
| 1位(金) | カナダ | 2:55.81 |
| 2位(銀) | オランダ | 2:56.77 |
| 3位(銅) | 日本 | 2:58.50 |
| 4位 | アメリカ合衆国 | 3:02.00 |
| 5位 | ドイツ | 3:00.65 |
| 6位 | ベルギー | 3:04.92 |
| 7位 | 中国 | 不戦勝 (WO) |
| 8位 | カザフスタン | 棄権 (WDR) |
まとめ|日本代表メンバーの今後の出場予定
これで日本のそうメダル獲得数は19個となりました。
まだまだ注目の競技がたくさん残っています!スピードスケートでは、以下の競技で日本代表は以下の精鋭たちが名を連ねています。パシュートメンバーの個人種目にも注目です。
- 髙木美帆:1000m、1500m
- 佐藤綾乃:1500m、マススタート
- 野明花菜:マススタート
- 堀川桃香:1000m、1500m
日本女子スピードスケート陣の挑戦はまだ続きます。引き続き応援しましょう!



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