イタリア・リヴィーニョ|2026年2月15日
2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のフリースタイルスキー、男子デュアルモーグルは手に汗握る最終決戦を迎えました。日本勢はエースの堀島行真(JPN)が決勝に進出し、若手の島川拓也(JPN)が3位決定戦に臨むという、日本モーグル史上かつてない熱い夜となりました。
決勝:宿命の対決。キングズベリーが王者の貫禄
金メダルをかけたビッグファイナルは、長年のライバルであるミカエル・キングズベリー(CAN)と堀島行真による世界最高のカードとなりました。
スコアボード(決勝)
| ビブ | 選手 | NOC | 審判得点内訳 | 合計 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | ミカエル・キングズベリー | CAN | 5 / 5 / 5 / 5 / 5 / 5 / 1 | 31 | 金メダル (W) |
| 2 | 堀島 行真 | JPN | 0 / 0 / 0 / 0 / 0 / 0 / 4 | 4 | 銀メダル |
絶対王者キングズベリーが圧倒的な滑りを見せました。審判7名のうち6名から「5」という完璧なスコアを引き出し、合計31ポイント。堀島はスピードの項目で「4」を奪う驚異的な突っ込みを見せましたが、ターンとエアの完成度で王者が上回り、堀島は惜しくも銀メダル。しかし、その果敢な挑戦は会場のファンを熱狂させました。
3位決定戦:島川拓也、メダルまであと一歩の4位
メダル獲得をかけたスモールファイナルでは、島川拓也と平昌五輪銀メダリストのマット・グラハム(AUS)が激突しました。
スコアボード(3位決定戦)
| ビブ | 選手 | NOC | 審判得点内訳 | 合計 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6 | マット・グラハム | AUS | 3 / 3 / 3 / 3 / 2 / 3 / 3 | 20 | 銅メダル (W) |
| 12 | 島川 拓也 | JPN | 2 / 2 / 2 / 2 / 3 / 2 / 2 | 15 | 4位入賞 |
ベテランのグラハムに対し、島川は第2エアでのキレ(スコア3)を武器に食らいつきました。しかし、全体の構成力で上回ったグラハムが20-15で勝利。島川はメダルこそ逃したものの、初の大舞台で堂々の4位入賞を果たしました。
日本男子モーグル、ダブル入賞の快挙
今大会、日本勢は堀島の銀メダル、島川の4位という素晴らしい結果を残しました。絶対王者キングズベリーの牙城は高かったものの、日本勢のレベルの高さが改めて世界に証明されました。
堀島行真選手のコメント: 「ミカエル(キングズベリー)は本当に強かった。でも、この舞台で彼と決勝を滑れたことは幸せです。銀メダルを誇りに思い、次へ繋げたいです。」
島川拓也選手のコメント: 「メダルに届かなかった悔しさはありますが、自分の滑りは出し切れました。4位という結果を胸に、4年後は必ず表彰台の真ん中を狙います。」
最終順位
- 金メダル: ミカエル・キングズベリー(カナダ)
- 銀メダル: 堀島 行真(日本)
- 銅メダル: マット・グラハム(オーストラリア)
- 4位: 島川 拓也(日本)

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