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2026年WBC、大谷翔平は「打者」で世界を射抜く|二刀流封印の裏側と、侍ジャパン連覇へのシナリオ

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2023年3月、マイアミのローンデポ・パーク。最終回、マイク・トラウト選手を空振り三振に仕負め、帽子を投げ捨てて咆哮した大谷翔平選手の姿は、野球史に刻まれる永遠の名シーンとなりました。

あれから3年。再びWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の季節がやってきます。世界中のファンが期待するのは「投手・大谷」と「打者・大谷」が同時に躍動する、あの二刀流の再降臨です。しかし、2026年大会において、大谷選手の起用法は前回とは大きく異なる「新たな形態」になると見られています。

今、私たちが目撃しようとしているのは、投手としてのマウンドではなく、バッターボックスで「世界最強」を証明し、侍ジャパンを連覇へ導く大谷翔平選手の姿です。

徹底予想:2026年WBCにおける「大谷選手の役割」

結論から申し上げますと、今大会の大谷選手は「1番・指名打者(DH)」に専念することが濃厚です。

井端弘和監督率いる侍ジャパンにおいて、大谷選手の打順は「1番」が最有力視されています。2024年シーズンにドジャースで見せた、圧倒的な長打力と機動力を最大限に活かすためです。1試合でも多く、1打席でも多く大谷選手を打席に立たせること。それが相手国にとって最大の脅威となります。

しかし、ファンが熱望する「投手・大谷」については、今大会では封印される可能性が極めて高い状況です。2月上旬のドジャース・ファンフェスタでも、投手としての登板は回避し、打撃に専念する方針が示唆されました。これは「二刀流の終わり」ではなく、その先にある「真の復活」を見据えた戦略的決断と言えるでしょう。

なぜ「投げない」のか? 背後にある3つの現実

前回の感動を知るファンにとって、大谷選手が投げないという選択は受け入れがたいかもしれません。しかし、そこには3つの決定的な理由が存在します。

① 「934億円」の保険という巨大な壁

大谷選手がドジャースと結んだ10年7億ドル(約934億円 ※当時のレート)という契約は、もはや一個人のアスリートの枠を超え、一つの国家予算レベルの経済規模となっています。WBCのような国際大会に投手として出場する場合、故障のリスクをカバーする保険料は天文学的な数字に跳ね上がります。この「現実的なハードル」が、球団と主催者側の判断を慎重にさせているのです。

② ドジャースの「投手完全復活」ロードマップ

2026年は、大谷選手が右肘の手術を経て「フルシーズン投手復帰」を果たす勝負の年です。MLB開幕前の3月に、高強度な投球を求められるWBCのマウンドに立つことは、10月まで続く長いシーズン、そして「投手としてのキャリア」を左右するリスクを孕みます。ドジャースは、3月の無理よりも、10月のワールドシリーズでの登板を求めているのです。

③ 史上最強の「侍投手陣」への信頼

幸いなことに、現在の侍ジャパンには大谷選手が無理をせずとも勝てるだけの厚い投手層があります。山本由伸投手、今永昇太投手といったメジャー組に加え、令和の怪物・佐々木朗希投手が控えています。大谷選手自身も「投手陣は彼らに任せ、自分は打てるだけ打つ」という信頼を置いているはずです。

打撃専念で見える「50-50」のさらなる進化

投球の負担がなくなることで、私たちは「打者・大谷」の真の恐ろしさを目の当たりにすることになるでしょう。

2024年に史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成した大谷選手は、今やメジャー最強の純粋なスラッガーです。投手としてのリハビリを意識する必要がないWBCの打席では、よりスイングの鋭さと走塁の積極性が増すことが予想されます。

特に注目すべきは、前回大会では見られなかった「足」の活用です。1番打者として出塁し、すぐさま二盗、三盗を決める。相手投手を揺さぶり、村上宗隆選手や岡本和真選手といった後続の長距離砲にチャンスを繋ぐ。この「機動力を持ったパワーヒッター」という大谷選手の新たな進化形が、侍ジャパンの得点力を異次元のレベルへと押し上げます。

まとめ:WBCを「真の二刀流復活」への助走に

「WBCで投げない」ことは、大谷選手が投手としての野心を捨てたことを意味しません。むしろ、WBCで打者として最高のパフォーマンスを発揮し、実戦感覚を極限まで研ぎ澄ますことは、ドジャースでの「開幕投手&DH」という真の二刀流復活への最短ルートとなります。

世界一を掴み取り、その勢いのままメジャーのシーズンへ。2026年、大谷翔平選手は「WBC連覇」と「メジャーMVP&サイ・ヤング賞」という、人類未踏のトリプルクラウンに挑もうとしています。

3月、東京ドーム。そして決勝の舞台となるアメリカへ。 大谷選手がバットを振り抜くたびに、世界は再び「野球の素晴らしさ」を思い出すことになるでしょう。マウンドに立たずとも、彼がグラウンドにいる。それだけで、侍ジャパンは世界最強であり続けるのです。

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